知っておきたい!ネイルケアとドライケアの違い
ネイルサロンでは、さまざまなメニューが用意されていますが、そのなかでどのメニューを行う際にも取り入れたほうがよいとされているのがネイルケアです。ネイルケアとはどのようなことを行うのでしょうか。ここでは、ネイルケアとドライケアの違いについてまとめています。
ネイルケアとドライケアの違いとは
ネイルケアには、ウォーターケアとドライケアと呼ばれるものがあります。ネイルケアは、甘皮を処理することをいいますが、その方法としてウォーターケアとドライケアがあるのです。ネイルケアの一種がドライケアということです。では、ネイルケアの種類の違いをみていきましょう。
■ドライケア
ドライケアとは、手指が乾燥した状態で行う甘皮処理です。甘皮は、爪が伸びてくる時に一緒に引っ張られて伸びてくる皮膚のことで、甘皮が伸びていると爪が短く見えてしまう、爪の形が悪く見えるなどの理由から、ネイル施術を行う際には甘皮処理を行います。
甘皮を押し上げるようにして角質を処理していきます。ジェルなどの持ちをよくするために、甘皮を処理した後に爪の表面に細かい傷をつけるサンディングを行うようです。ネイルマシンを使用してケアする場合もあります。
ドライケアは、爪の状態によっては、おすすめできない場合があります。たとえば、甘皮が爪にこびりついている人や、甘皮まわりが乾燥してガサガサしているような状態、ささくれが多い人、爪周りの角質が硬くなっている人などはドライケアが難しいです。
■ウォーターケア
ウォーターケアはドライケアができない人にもおすすめの方法となります。この方法は、甘皮周りを柔らかくしてから行うので、爪や皮膚に負担がかかりにくいです。しっかりぬるま湯に指先をつけてから甘皮を除去します。
キューティクルリムーバーを使って処理していくことで、仕上がりがキレイになります。ドライケアでは取りきることができない甘皮や指先周りの角質もキレイに取ることができるので、指先が美しくなるうえ、定期的に行うことで、乾燥しにくい指先になるようです。
ウォーターケアのやり方は、爪周りにキューティクルリムーバーをつけて、ぬるま湯に指先を浸し、甘皮を柔らかくしてから行います。プッシャーで甘皮を押し上げて、余分な甘皮はキューティクルプッシャーでカットし、ガーゼで甘皮周りをキレイにした後、指先周りの角質ケアを行います。そして爪の長さをカットし、好みの形に整えて爪を磨くようです。
最後にハンドクリームやマッサージオイルで指先から手をマッサージして、爪にキューティクルオイルを塗り仕上げます。サロンによっては、パラフィンパックがつく場合もあります。
ケアはセルフネイル派にも需要あり!
最近は、自分でジェルネイルを楽しめるキットも増えていて、セルフネイル派という人もいるでしょう。ネイルサロンに行くと、費用がかかるうえ、「毎月通うのは大変…」と感じてしまうものです。
セルフネイルでもキレイな仕上がりにできますが、セルフネイルで難しいのが指先の甘皮処理なのです。そのため、セルフネイルをしている人も、甘皮処理だけはサロンで行ってもらうという人もいます。
指先のケアをしてもらうことで指先がキレイになるので、セルフネイルも行いやすくなるのです。また、定期的にネイルケアをしておくことで、指先が乾燥しにくくなるので、ネイルをしていない時でも美しい手元になります。
手は年齢を感じさせてしまう部位といわれているので、手をキレイにしておきたいという人は、定期的にネイルケアだけでも受けてみてはいかがでしょうか。ネイルケアをしておくと、セルフネイルもよりキレイな仕上がりになりますよ。
ネイルケアが上手いと人気サロンになる?
ネイルサロンでは、さまざまなメニューが用意されています。人気のあるネイルサロンに共通していることは、ネイルのデザインがおしゃれであること、通いやすい価格であること、そしてネイルケアが上手いことです。
いくらおしゃれなデザインのネイルを提供していても、持ちが悪い、キレイなのは最初だけ、ネイルケアが雑で指先までキレイに見えないなどであればお客様もリピートしてくれません。ネイルケアが上手ということは、人気サロンに欠かせない要素といえるでしょう。
しかし、ネイルケアだけが上手くて、デザインがイマイチとなってしまうと、人気店になることは難しいです。ネイルサロンの売上をアップさせるためには、時代の流れに合ったネイルデザインを提供できているか、お客様の希望に合うネイルを提案できているか、ネイルケアが上手いかということが大事になってくるのです。
ネイルケアの技術を上達させたい場合は、ネイルスクールで技術を身につけましょう。
ネイルサロンのネイルケアについて紹介しました。東京のネイルスクールでは、ネイルケアから丁寧にネイリストとしての技術を身につけることができます。ネイリストとして活躍したいという人は、ネイルスクールでしっかり技術を身につけましょう。